ライブとプロ野球とセルフネイルときどきゲームとごはん、あとなんかいろいろ。あくまで自分のためだけに書いているただの備忘録です。
2012年04月04日

舞台『7DOORS 青ひげ公の城』見て来ました。

杉スレのお友達に誘って頂き、公爵様のお城@大阪にお邪魔して参りました☆

……まさかの3列目ドセンで。←

あああああすみませんいくらSMチケだからってなんかもうすみません。
超絶至近距離で見た公爵様のあまりのお美しさに最初口半開き状態でしたよね……水さまもとてつもないお美しさで2時間ずっと視界が幸せでした。
そして音楽は紛うことなくSGZミュージックで耳も幸せでした……舞台自体はいろいろ恐かったけど。←

ということで、率直な感想。
前に映画『告白』を見た時と似たような感じで精神的にグロかったです。
世界観が非現実的なのがまた……(;´Д`)恐いよう。


以下はなんか細かい感想とか色々。
なにしろ内容が抽象的なので、後半はほぼ主観になっちゃいましたが、それでもよろしければドーゾ。
最初、いきなり誰が聞いてもSUGIちゃんの曲やなって思う曲が流れて来た(多分これがメインテーマ?)んですが、とりあえず舞台にしたら音量デカすぎやしないかと……そしてバイオリンを弾く公爵様がいい意味でも悪い意味でも(爆)ただのすぎぞーさんでした。。。
正直、役名SUGIZOじゃないのかという勢いで杉様(笑)
弾きながら弓くるんくるんするのとか本当……お陰で中盤に剣出した時も一瞬弓かと思ったくらい。さすが、揺るぎなさ過ぎます。

ユディット役の水さまは初めて拝見しましたがそれはもうお美しい方でした……しかも生着替え!
おおおおおそのようなアレはえっとその……迷わずガン見しちゃいましたよねてへぺろ☆←
お城に上がられてからは終始白のお衣装で、凛とした表情が白に映えてお美しかったです……舞台が常にグレーな薄暗さを醸し出してるだけに、存在自体が一輪の花のようでした。
後から男役の方だと知ったんですが、ドレスの裾捌きがさすが過ぎて娘役さんかなと思ったくらいで……ドレスの裾の一辺までもがご自身の身体のように立ち振る舞われるのが本当に素敵でした。


ステージセットは大階段的なものとバルコニー、あと水(最初光だと思ったら液体だった)が天井から降ってて、それがどうやらステージ上にプールされてるみたいだったけど、前過ぎて全然分からなかった……憤怒さんが顔突っ込んでようやく水溜りだと気付いたレベルでした。

あと、冒頭に声だけで公爵様の長口上があったんですけど、音量デカすぎて全く聞き取れなかった……。
というか全体的に音楽や効果音、あとモノローグっぽい語りの音量が大きすぎて、舞台上の音とのギャップを感じずにはいられませんでした。
あれはもうちょっとなんとかして欲しかった。ものが割れる音とか扉が開く音にいちいちびっくりしすぎて、ふと現実に戻っちゃうのが残念でした。


――で、肝心の内容ですが。

一応Wikipediaで軽くお勉強して行ったんですが、内容全然違う!(@_@;)
正直申し上げまして、聖書に関する素養が全くない私には1つ1つの扉の意味は分かっても、7つ全体の意味するところは最後に説明されるまで全然分かってませんでした(苦笑)

なので前半は「なんか恐い」(暴食……ぶっちゃけ『飽食』としか聞こえてなかったという←)とか「ダンス美しい」(肉欲さんとのダンスパートのユディットの所作が完璧すぎて!)とか完全に的外れなコトばっかり思ってました……観る価値なしで本当にすみません。。。
それでも暴食さんパートは表現しづらい得体の知れない恐さが尾を引いて、あの人この後どうなるんですか……という不安が付き纏いました。
そして色欲さんは……まずセリフが半分くらいしか聞き取れなくてすみませんでした(爆)
だって英語なんだもの!捲くし立てるように話されると、聞き取れても意味を理解するには至らないという……ほんと英語苦手_ノ乙(、ン、)_

その次の強欲さんと憤怒さんもインパクト強すぎて、っていうかこのあたりからリアルに恐くなって来て、憤怒さんが水溜まりに首突っ込んだあたりとかもう……。
なので怠惰さんが出てきた時に思わず「やっとまともな人が出てきた」と思ってしまいました(苦笑)
当然マトモじゃなかったんだけど……なんていうか、此処までとにかく人間の汚い部分ばっかり突きつけられ続けたので、怠けるくらい他に比べたらいいんじゃないの?とか思っちゃった私は間違いなく怠け者です/(^o^)\←

6番目に出て来た嫉妬さんも例に漏れず恐いんだけど、なによりユディットとのお歌が素晴らしかった!
そういえばミュージカルだっけ?と此処でようやく思い出した……というか歌って冒頭と此処とあとラストだけですよね??

最後の扉は傲慢。何故か此処だけ真っ暗な部屋。ずっと一緒にいた執事?が傲慢さんでした。
このシーンで「あなたもなかなか傲慢でいらっしゃる」というセリフがありますが、確かにユディットは信心深くキリスト教の教えを忠実に守っている(多分……なにしろ詳しくないのではっきりとは言えませんが)罪とは無縁の人のように映っているけれど、そうしていること自体が『傲慢』に繋がっているということなのかな……と此処では思っていました。

そしていよいよ、時の間(だっけ?)で公爵様とご対面……六芒星の形に蝋燭を置いた真ん中で、って完全に魔術の世界じゃないか!と直感的に思いました(笑)
しかも羊飼いの話を問うのは従者達であって公爵様ではなく……なんとなくですけど、公爵様は思念体的扱いなのかなと。
お城に上がった直後に公爵様とユディットが出逢うシーンがありますが、あれも精神世界で干渉されてるだけで実際は物理的遭遇はしてなかったのかな……なんて。
なので、認められたのか公爵様が階段を下りて来た時に初めて『逢った』んじゃないかなー、とか勝手に思ってました。

あと、ユディットが自分の体験を告白し「苦い思い出ばかりが蘇って……」って言いつつも、ひとつも自分自身の罪を上げてはいないのがある意味『傲慢』なのかも。
そしていつも正しく、まるで光のようだったユディットがその目蓋を挟んで裏側、影のような公爵様を受け入れたこの存在こそ『人間』なのかなぁ……って、そんな風に思いました。


ちなみに公爵様は刺された後、倒れながらも煙が出る場所をコッソリ確認してましたよ(笑)かわいいなぁ。
あと、ユディットの最後の長口上が格好良すぎてどうしたらいいか……冒頭のSUGIちゃんの朗読とは大ちg……いえなんでもありません←


カーテンコールはなんかスタンディングオベーションしにくい雰囲気で座ったままになっちゃいました。
というのも、口上終わって音楽だけになる流れでそのままいっちゃうから、ピリオドを打つ前にフェードアウトされちゃった感じ。現実に戻って来にくいというか。正直「え?終わったの??」と……これって良いのか悪いのか。

とは言えカーテンコールはもう水さまの美しさに尽きます!
紅一点のはずが礼の仕方・手の振り方・歩き方の全てにおいてカンペキでお美しく……礼する時だけ両手だらーんしちゃうSUGIちゃんの方がかわいく見える始末。いいのかそんなんで。
それにSUGIちゃんは階段下りる時も前向いてないといけないからめっちゃ恐々な感じがしたけど、当たり前だけど水さまの階段慣れといったら!(笑)さすがでございました。

SUGIちゃんはSUGIちゃんでいつもライヴ終わりにやるのと同じ礼してるし、やっぱり揺るぎなく杉様でした。
確かに神戸1日目は最前だったけど、あれ5列目だもんな!多分今日のが近いもんな!つうかこんなまじまじとSUGIちゃん見ることってあんまりない(LUNAの時は……お察し下さい←)もんな!!

素晴らしい目の保養をありがとうございました(笑)
いろいろあって終幕後はいちばん離れてしまってたけど、こうして世界に触れる度にやっぱ好きだなーって思える人です。

Comments

1. Posted by 彼方 2012年04月20日 14:49
パンフだけ見せてもらったら、杉ちゃんはどうやっても杉ちゃんでしかなくて笑っちゃった

水さんは女性なんやなぁって改めて思った。
タカラヅカしか知らんからなぁ。

主役2人が美しければ許されるのね、きっと。
2. Posted by るあ 2012年04月20日 20:48
>彼方さん

杉ちゃんは本当に杉ちゃんでしたよ(笑)
揺るぎなさすぎてRYUとは違う意味で笑えますよね……。←こら

水さまはびっくりするくらいお美しい方でした☆
途中見惚れること数えきれずですよー!(n*´ω`*n)

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